思春期の2択



なんかこの1曲ですべて吐き出しちゃった感のあるシオン(sion)を選択。
ちょっと遅れてストリートスライダーズを同級生のオオノマサルが聴かせてくれた,「鎖に繋がれ,あがいてるけど,鎖が無ければ,不安なんだろ」ってリリックが気に入り,すでに選んだことの補強となった。
そして数年後,「オレ満点の曲&演奏がオレの能力で出来ない」って結論に(勝手に)陥った。その頃にもう一度スライダーズが帰ってくる。金剛石を捜し続ける意欲の維持こそが人生の「価値」である,偶然落ちていることはない。

今,音を聞いて思うのはストリートスライダーズの特質はアンサンブルである。絡み合うビートがウネリを生んでいる。「ダイヤモンドをおくれよ」はその特質が全然機能していない時期だった,って今聞いて思った。マンネリブギって刺激で登場したけど,自らマンネリ商業指向の罠にハマリかける。だからダイヤモンドを捜していたんだね。