長女が修学旅行である。私服行動なので服を買いたいという。そこで、試合に遠征した次男を除くメンバーは三宮に行ってみる。インターネットで見つけた『全品390円』の古着屋が目標地点だ。なんせ予算は2000円。
生粋の神戸っ子のワシだが（ウソ）、仕事でない目的で三宮を歩くのって20年ぶりくらい。あー、なんか新鮮な感じだ。昼飯を食おう、テキトーに看板で決めた『中国居酒屋』のランチタイムメニュー。これがメッポウ本当に中華料理。ヒマなくせに付き合わされてブツクサ言ってた長男も、鶏カラ揚げランチですっかり上機嫌。テキトーに歩く、食後なのにガード下の飲食店に結構ソソられる、インチキ婦人服店とか昔のまんまだ、どこで仕入れてるんだその品揃えは。で、目的の古着屋に到着。
『古着』ってカテゴリーはかつては「中古衣料品叩き売り」て意味ではなかった。ヴィンテージデニムだとかディティールのしっかりしたネルシャツ、なんかプリントがポップなTシャツとかがそこそこ（ヨーロピアンのブランドよりはかなり安いが、イズミヤのワゴンよりだいぶ高い）の値段で売っていた。ところが『全品390』品揃えも眺めたところ、昔の古着屋と変わらない。世の中変わったな。
で、地下駐車場の迷宮でマイカーの捜索に小一時間掛かってしまったので、北野坂あたりをくるりと回ってから帰宅っていうプランは省略。クルマ停めたとこくらい誰か覚えとけよ、ってワシが憶えておきましょう、反省。
