ヒトトヨウ「受け入れて」PV

「異型の者へのシンパシー」。たぶんティムバートンが人生賭けて追いかけているテーマ。きっとテレビシリーズの「超人ハルク」が彼の制作活動のルーツ。フツーの社会で暮らしにくい異型もしくは異才の超人へのオマージュ。しかし,彼のバランス感覚は優れていて存在はフリーキーだけど「顔はジョニーデップ」てファンタジーを描く。一方デビッドリンチ,出世作エレファントマンとかは「フツーってなに?,オマエもオマエもオマエもそもそも異型だ!」と恫喝してくる感じがする。
ヒトトヨウをサポートするクリエータの人はなんだか挑戦的だ。物語がティムバートンで映像がデビッドリンチ。どーだろ。
http://jp.youtube.com/watch?v=K4kTWTTjvYo
「どーだろ」でまとめてはイカンかもしれない。このPV作品および歌は「異型の者」に純粋無垢を要求しているように見える。ベクトルは逆だけど「蔑み」由来の差別と同じ大きさで「ピュア」であることを要求しているように感じる。ワタシはその感じがキライです。