ジュニア選手の到達水準

たとえば、「10番はブルドーザみたいにドリブル突破が効くけど、顔が上がってないので周りで声を掛けて」とか、「6番はどこまでも走れる粘りが効くから、センターバックは彼が自由に動けるようにカバーして」とか、「33番はゲームが見えているから、一旦ボール預けて落ち着かせて」とか「40番はワンツー狙ってるからいつでも前に返してあげて」とか「41番は隠れて備えてるから前に投げ込んで」とか言いたくなる(言わないけど)気配を発散している子供(選手)達がいる。技術が育ってきて、意識をカラダで表現でき始めているんじゃないかなぁ、と思うのだ。
少年サッカーの夏、全日本選手権がいよいよ始まる。組織競技だから勝ったチームの選手が優れているワケではない。ただ、そんな感じに水準を高めた選手が多く居て、上手く機能させたチームが「強く」て、きっと勝ちあがる。観察者的にはそれだけのことだけど、当事者の選手たちは必死でヤレ。ガンバレ。