悲惨なニュース

「家庭」っていうのは結構オソロシイ密室になり得るよなぁ。普通だと生活費を支えるヒトが働きに出て,就学の子は学校に行って,それぞれ外の社会の常識みたいなフツーを持ち寄る。まぁモノが欲しいとか下らない流行だとかそんなものも含まれるワケだけども。で,家そのものの運営にも主体者(多くの場合お母さん)が居て,持ち寄ったフツーとか受け渡し合って,バランスとりながら家庭として社会参加しているわけだ。
外からのフツーなことってのは,積極的に妨げば家庭には侵入させないこともできてしまう。まぁソーシャルワーカーとか侵入を目的にした仕組みもあるけど,ムリヤリ侵入するためには法に照らし合わせた令状とかが必要なんだろう。つまり拒絶は可能。
別に結論はない。
http://news.google.co.jp/news?tab=wn&hl=ja&ie=UTF-8&ncl=1242856409
http://news.google.co.jp/news?tab=wn&hl=ja&ned=&ie=UTF-8&ncl=1244240679

静岡新聞のこの記事は真っ当な切り口だ。事件ごとの「なんかヘンなヒトだった」とか卒業文集とかそんなセンセーショナルじゃなくて,多数の事例の全体像と傾向とか特徴的な環境とかそのへんの分析が必要だと思うのだ。
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20080930000000000010.htm

あと,テレビで「子どもが頑張ってなんかやり遂げました」みたいなVTRのBGMにこの歌を使うのは止めて欲しいと思う。キラキラした音の感じとかがキレイだけど,悲しい歌なんだよ。

SUZANNE VEGA  "Luka"

My name is Luka
I live on the second floor
I live upstairs from you
Yes I think you’ve seen me before

If you hear something late at night
Some kind of trouble. some kind of fight
Just don’t ask me what it was
Just don’t ask me what it was
Just don’t ask me what it was

僕の名前はルカ
2階に住んでるんだ。
あなたの上の部屋だよ。
前に僕のこと見かけたことあると思うけど。

夜遅くに何か物音が聞こえたら、それは
ちょっとしたトラブルやケンカみたいなものなんだ
それが何だったのかは聞かないで
何だったのかは聞かないで
聞かないで・・・。

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