陽はまた昇るそうな

まぁ,なんかちょっとシンドい感じではある日本。とは言っても世界の中では全然大国だし,豊かだし安全だし,平均寿命も長いつまり死ぬ子どもが極めて少ない。シンドいのは更に大国と歩調合せたりとか,そんな中で日本国内の人口と生産力では欧米の大国と利益取り合うのに不足だから近隣国と上手く共存&繁栄する事業の責任を背負う立場にあるからであって。別に今が暗黒なワケでもない。法人を優遇して成長路線を(見た目)維持する政策で,雇用に暗闇ができてしまった,そこは是正せんとアカンだろうが。
ワシが子どもの頃で記憶にある範囲,ほんの30余年前だ。その前なん十年かは1ドル360円の固定レートだった。貿易のバランスだと売りには有利な状態が継続されたんだろう,資源ないから買いも高いけど固定なら計画も出来たんだろう。パクリとかスゴかったんだ,オートバイのエンジンなんてトライアンフのバーチカルツインとかハーレーのVツインとか丸ごと,クルマだってフィアットそっくりなスバル360とかジャガーEみたいなフェアレディZとかダッジみたいなセリカとかスカイラインとか。公害だってただ事じゃない,水俣病とか喘息とか光化学スモッグとか。労働環境だって炭鉱のじん肺とか,重工業とかトンネルダム建設でも事故くらいで操業止められるか,てな雰囲気だったんだろう。
そんな中,固定レートだったから舶来品に圧倒されず工業製品(パクリ)の生産性とか品質も国内需要の成長とバランスして上昇したし,貿易の収支が黒字に転換するのも読めたし,そのうち独自の品質と開発の成果と360円の安さが欧米の大国で評価受けるようになったし。ちょっと安すぎてバッシング受けたり。で,憧れのハワイ航路で農協ツアーが煙たがられたり,世界まるごとハウマッチとかナウゲットアチャンスとかアメリカのテレビ番組企画パクリ観て笑ったり,日本在住の外国人がテレビで日本人を嘲笑するのを見てなぜかいっしょに笑ったり。
なんか世界諸国の平等な参加者になったのはほんの最近,頑張ったしまだ頑張ってるし,別にアラジンに励まされなくても。
羞恥心とpaboの新グループ、アラジンの曲、『陽は、また昇る』(あってますか?)の、歌... - Yahoo!知恵袋