音楽批評アレコレ

『僕の友達』

すべての楽曲が素晴らしいキャロルキングの『つづれおり』に収録された名曲。アナタがダメなときは何時でも駆けつけるよ,って応援ソング。いろんな演奏,カバーがある。
ジェイムステイラー:駆けつけては来たけども,皮肉交じりの良くわかんない励まししてすぐに帰りそう,まぁ示唆に富む皮肉なんだけども
ダニーハサウェイ:なんでそんなに大勢で来る,なんか知らないヒトもいるし,バタバタしてるうちに問題は解決しそうだけども
平井堅:来たはいいが,逆に同性愛者なこととかカミングアウトされた挙句に口説かれてどうでも良くなるかも

これはヒドい

演劇的要素のあるパンク風ロックって昔からあって,日本だとスターリン遠藤ミチロウ)だったり,町田町蔵だったり,筋肉少女隊だったり。今度はボーカルのヒトがセーラー服片足ルーズソックス片足ガムテープで暴行被害者な感じ,ダイブ(立ち見観客の上で弄ばれる)がお約束,なんかドラムのお兄ちゃんってもしかして全裸?。曲は絶叫と罵倒とフリーキーなジャズ風ピアノ。「アングラ演劇」として鑑賞する分別のない子にはあまりオススメできない。
愛のうた/ミドリ