長男の足にチャリ購入

競技用機材と,そのノウハウを投入したレジャーサイクルくらいがワシ目線で見える『自転車』。ところが世の中には日々の足として自転車が必要なケースもある。小学校1年生のときに買ったBMXを足代わりに使ってたけど,サイズも小さいし坂も登れないしバッグも運べない,らしいので新車導入。ママチャリ系乗車姿勢,3段階内装変速機,前カゴ後ろキャリア付き,って実用車だ,カジュアル車とも言うらしい。
思えばワシの子供の頃に乗れる自転車って実用車(魚屋さんとかが使ってる)のスケールダウン車と,サイクリング車(変速,ライト系が競技と無関係に充実)しか無かった。いわゆるママチャリってカテゴリはなくて,「ミニサイクル」と呼ばれたアップハンドル+スポーツ車的な変速装置付きってカテゴリが登場した頃だった。
ピュア競技用車両は,もしかして山岳用と平地用のリアスプロケットが左右に付いたハブをレース中に裏返して使っていて,クイックレリーズならスパナ持たなくていいし速い!,とかパンタグラフ式の多段変速機の登場にレース界が嘲笑したり実績作ってドギモ抜いたりしてたような時代なのかもしれない。ブリジストンのロードマンってブランドは今見たらランドナー(長距離ツーリスト用自転車)なのだけど小中学生にはピュアスポーツレプリカに見えていた。ETでアラヤのBMX車が活躍して自転車のカテゴリが拡大時期にあった頃。とか思うと自転車って発明以降ずーっとそのままで,ここ30年くらいで急に進化したのだろうか。