姪のバレエ発表会を観たりして

ウンタラバレエ団のローカル教室発表会なんですわ。いやしかし中央組織なんだろうかスター男性ダンサーとの共演で通し演目のプリマドンナに抜擢されたのだという。親族一同なんだか集うそうですよ。
彼女の演技を観るのは2度目,前回は神戸で行われた新人登竜門的なコンテストでした。顔の小ささ四肢の長さ細さ,ポージングの決まり具合,お稽古事の発表会ノリで観にいったのだけど,「え」とたじろぐ本格派,まぁ前後出番の人と比べるぐらいしか手掛かり持ってないシロウト目線でございますが。今日の演技も,その時から更に研ぎ澄まされたであろう堂々たるモノでございました。なんだかごっちゃんです。三つ子のもう一人も舞台に立った,いやこちらもカチっと決まっていて相当に格好よろしいのだけど,「主」は与えられない。トレーニングでは得られない何かがそこを分けちゃうのかな。などと。

あとあんまり観付けないのでアレなんですが,物語上の意味のあるダンスシーンでサポートの人が打つ小芝居が気になった。語り部介入無しなんですねバレエ演劇,小芝居なしにはお話がわからない。そうそう,セカイカメラみたいなエアタグ仕込んで舞台鑑賞ってもっととっつき易くなるんじゃね,などと思った。歌舞伎浄瑠璃なんかも難しいじゃん。スマートフォンかざしたら吹き出しに役名とか相関関係とか出てくるアプリ,書いといたから誰か見た人が作って儲かったらなんかください。