知恵袋受験

試験官の目を盗んで問題をモバイル端末からインターネットに投げ込む,写真に撮るのだろうな。協力者が解くもしくはQA系サイトで集合知に委ねて解答作成から伝達→目を盗んで記入。うぅむ「目を盗む」セクションが2回出てくる,偶然が重なることはありえないんですと古畑任三郎も言っているし,それはたぶん無理なので解答者には送信担当の協力者もいるはず。などと推理。
そんなミッションインポッシブルカンニングの想像に夢中になるのも一興であるがこの件,私が思うにもっとツマらんオチがつく。それは25年前の私自身の受験の思い出に遡る。
スベリ留めと思ってた学校をトントンと落ちる,センター試験では結構アドバンテージがあるのだ本丸の受験当日。私学理系の入試問題はワリと頓智が効いていて時間内にブレイクスルーなヒラメキが出来るかどうかが問われるのだけれど,国公立は基礎とあとは腕力が決め手。いや本筋はそっちではなく。
試験終了し帰路につく,すると紙を配ってる人たち。正答例だと言っている,受け取る,ホントだついさっきまでやってた問題だよ。紙の下にはナントカ予備校だとかゼミナールだとか。間違いとか力技過ぎる解答とか,「あー退室可の時間でダッシュ持ち出し,寄ってたかって必死で解答作成,コピー」祭りなのだな,と納得した次第。
なんかね,解答作成チームの統制にシクジリがあってネットで訊いちゃったみたいなオチなんだろう,と。