柏で歌ってた「サムシングエルス(サムエル, SomethingElse)

「ゆず」とかが脚光浴びてて“ストリート発”みたいな流行があったあの頃。19(ジューク)はなんだかツクリぽさを感じさせていたあの頃,いやどうでもいいか。毎週末,映画見て楽器屋ノゾいて本買って服買ってトンカツ食って飲んでみたいな繰り返しをしていたワシの足を止めたグループがいた。
音量勝負エスカレートな他のパフォーマからちょいと離れてアコトリオで演奏していた彼ら,なんだろう楽曲がいいのだろうな。ちょいちょい挟む掴みのビートルズカバーとかが始まるまでの数曲を聴いて感心しきりであった。カッコ良くてうっかりCD買っちゃったのはメインストリートで音量勝負してたリョウ&ザ・ダイナマイトだったけど。
だから電波少年の期間はずっとテレビで応援してましたよ,出来上がったギミーチャンスはメロの完成度も高いしコードアレンジもキレイだし歌詞にも力があった,ヒットも紅白歌合戦も当然であろう。槙原ノリユキのどんなときももシャ乱Qのシングルベッドもプリンセスプリンセスのダイヤモンとかと同じニオイの,底の底から搾り出した怨念の一曲。

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