「神=GOD」と呼ばれた俊英ドラマー スティーブガッド

うぉ,歌ってるよドラムソロ。

約10年前,エリッククラプトンのブルースカバーアルバムのツアーを日本武道館に見に行った。クリームでギラギラしていた頃に観たかったけどトーに昔だし,でもレイドバックしたりまた暑苦しいブルースロック弾いたり,来日ももう最後とかウワサだし見に行った。レコードで演奏していたドラムが欠席との情報「えー」とか思ってたら,出てきたのがこのヒト。「え,うそ」トスットスッとした歌のあるビート,うぁすげえ。生の演奏を見たいプレイヤーのうち2人を同時に観れた,いいコンサートだった。
ガッドが叩けばレコードがケタハズレに売れる,そんな伝説。リッキーリーとかグローバーワシントンジュニアとかサンボーンとかスティーリーダンとかキリがない裏打ちがあるのでこりゃもう事実である。最近のテレビとかから聴こえる音楽の無機ビートに慣れてしまっちゃったんだなぁ,久しぶりに聴いたらこんなに新鮮だなんて。