ノリックことプロライダーのアベノリフミ氏、死去

WGPといえば個人的に黄金期はレイニーシュワンツドゥーハンガードナーの四強時代。なんかF1が流行っていたけどバイクのレースは走りの部分がもっと抜きつ抜かれつドラマチック。
94年の鈴鹿ラウンド、ローカル出場枠に前年の日本チャンプとして出場のノリック選手。ゼッケンは56、マンガ「バリバリ伝説」で主人公がWGPデビューで付けた番号である。そして決勝レースではラスト三周あたりで転倒リタイアするまで、その四強とデッドヒートを見せた。あぁ、レイニーはもう走っていなかったんだ。シュワンツがガラないゼッケン1をつけていた年。まだ貫禄なくて優勝か転倒リタイヤばっかだったミックドゥーハンが開花した年.後に5年連続チャンプになるロッシ(ロッシフミ)はこのレースをテレビで見ていて、アグレッシブに強豪に噛み付くローカルライダーの走りにエラク興奮したそうな。
享年32、ご冥福を祈ります。