オッサンから君たちへ

新社会人、新大学生、大人の入り口の四月。ドタバタと歓迎される時期を経て迎える先輩側がもう飽きだした頃、いろいろ洗礼が訪れる。

■英会話ほか各種教材

まぁデート商法です。馴れ馴れしい異性がどこで番号仕入れたか電話を掛けてくる、調子合わせて馴れ馴れしく褒めたり興味示したりされ説明会がいついつどこで。さて行かなかったらエライ剣幕で電話がかかってきた、あの馴れ馴れしさと会話の弾ませ具合はなんだったんだろうか、歩合なのだな。

■映画会会員権

買うか

■誰だったっけ?って先輩

マルチ商法、カルト宗教、政治思想団体、いろいろハマっちゃってキマっちゃったヒトが表れる。まるで「誰?」じゃなくそこそこ仲良くしてもらったヒトが洗われて表れるケースもありややこしいけどコマンドは「にげる」一択であろう。

シルクスクリーン

無料のイベント美術展だという、なぜかリボンみたいのを胸に付けさせられる。とにかく着てるものだの持ち物だの褒められてシルクスクリーンアートのプリント数とかディティールとか将来的な価値とかローンとか説明してくれる。

■アクセサリー

お客様ー、お客様ーと声がする身に覚えはないが振り返ってみると宝飾品店のカウンターに女性、アンケートに答えてほしいという。着てるもの持ってるもの雰囲気とか褒められる。デザインはどっちが好みみたいなのをアンケートっぽく繰り返して選びぬかれたお気に入りの指輪を彼女もしくは彼女にしたい女性へのプレゼントとして薦められる今ならアンケートに答えたお礼に特別割引だと、もちローンも効くぞ。買わなきゃ損だ、もちろん買ったら損だ。