まぁちょっとついでに一言、教育論みたいな

長男の学校部活が快挙な全国大会進出を勝ち取った、それは素晴らしい。しかしてローカルな新聞記事「公立高の快挙」ノリな記述に「?」。学区トータル眺めで偏差値一番校なのである、そしてその部活の構成員はジュニアからスポーツ&学習塾+楽器とか習い事をたっぷりな容器で育った子たちが多いとのこと。
いや勝ち進んだ結果には僕もえらい興奮しているのだけれど、ローカルな新聞が伝える「公立校」って「そこそこ収入で義務教育果たすのもギリギリだけど高校くらい出てなきゃどうにもなんないからどうにかこうにかな困窮家庭でユニフォームとかチームジャージとか先輩から受け継いだツギハギ」みたいな美談で進めたそうなんだけど、けっこう違います。
選手の多くは地域のスポーツ少年団ですでに芽が出ていた子、下手すりゃプロの下部組織から声がかかったりクラブユースに所属してる子、親も育児に熱心で収入と余暇のバランスが取れた(ほぼ)円満家庭の子。勉強と運動とバランス、家庭とか環境とかなんですかね。でも同じ容器を提供できても子供の1独立人格で同じ「製品」には育たないのが当たり前。外界との疎通が難しくなっちゃう子、いい子扱いを甘んじて受け入れるポーズがしんどくなってやさぐれる早熟な子、まあそれが淘汰だというならそうかもしれません。
まぁ選手の皆さんもそんな友達がそれぞれに居るよな私に聞えるのだから、武運を祈る。