その炎

キュリー夫妻の自己犠牲的な探求から始まった,放射線の利用。ノーベル賞の受賞が1911年なので丁度100周年である今年。アインシュタインがそのエネルギーについて思索し,兵器として利用され,現在熱源として多く活用される。
私達人類は実はこの炎についてまだ良く知らない。人体に何が起こるのか,なにを呼び寄せるのか,どうやって制御するのか。
でもまぁもうすこし歴史の長い飛行機だって事故があるし,自動車自転車歩行なんでも事故は起こる,機関車トーマスの歌にもあったけど。
地球上の人口を支える,酸素を消耗しすぎない,今のところそんな熱源はそれしか見つかっていないのでそれを使う。まぁ風のあるトコにびっしり風車,日の当るところにびっしり発電ガラス,それもきっと大気循環とか生命を支えている奇蹟のバランスを壊す不具合がきっとある。
つまり良く知らない,世界中の臨床実験の成果を持ち寄って細胞の再生に恒久的なダメージを与える最低限の値を眺めそれをさらに1年間に薄めた値を基準とかにして安全だ避難だ回収だと分けてるけど,ホントのところは専門家だってまだ研究中なワケで。でも,今生きてる人の残り寿命何十年かには影響ない水準が論じられている,というおぼろげながら確信もあり。

まぁ「キュリー夫人ノーベル賞受賞100年が今年」,てのが今日覚えていようと思うこと。