地震から1週間と数日

情報インフラの整備とか「リテラシー」て名を得たそのインフラの中での立ち振る舞いの「常識的」それら変化が凄い勢い起こっていることを感じた。
少なくとも私の観測しているあたりでは,デマの拡散も早いけど収束も早かった。Googleの迅速な避難者名簿作成ボランティア募集とその成果とか,結構ガバメントドットジェイピーから流れてくる情報が必要十分に思われたりとかして。とにかくセンセーショナルを演出するだけの民放テレビの間抜けさが垣間見えた。東京電力とか官僚とか大臣とかの足止めて事態の改善を妨害してるだけみたいに見えた。いやまぁそりゃ人の為すことですから,想定の範囲はあるし,ミスだって起こるけどそれも想定で「改善ルーチン」の中で起こった事象に過ぎず,叩いて土下座させるだけが仕事の人はもうちょと控えとけ。いや興奮が過ぎましたが。
デマを真に受ける人が買占め騒動とか起こしてるのもどこまでホントなのか良くわからないが週末に立ち回った範囲で「単一乾電池」「ヨーグルト」は稀に見る品薄,ある場所では「日清カップヌードルしょうゆ」だけが品切れなのに他では地震前に始まった「40周年キャンペーンしょうゆ」がいまさら安売りに流れてくるという不思議な光景を見た。
初期の騒動はやがて収まるだろう,東京電力はきっと夏の電力消費ピークに間に合うよう人的物的資源投入を行うはず。だけど被災地の苦難は徐々にみんながフツーを取り戻し始めてからも続くことを忘れないようにしようと思う。