いい夫婦の日(1122)にちなんで

テレビでしか観ないけど,野球。結構ピッチャーが好き,あの外野裏から望遠レンズで映してる野球中継時間の7割くらいを占める場面。その場面好きになったキッカケは野茂選手,最初のノーヒットノーランは飲みながら眺めててなんかボロボロ泣いた。あと同じ頃眺めてたランディジョンソン選手,長身腕長で斜め上から放り落とされるボールが渦描くみたいに突き刺さる,かっこいい。
あの画面だと投手からホームベース間が大分ハス角になるし,望遠もかなり遠近感圧縮する画角になるのでリアリティが下がる映し方なんだと思う。それでも見えてしまうくらいの職業野球投手の凄さに興味があるわけで。野茂選手さることながら,メジャー乗り出した頃の桑田真澄選手の球筋もカッコよかった。松坂大輔選手が渦回転のジャイロボールで話題になったけどたぶん桑田選手が先に渦で投げてたと思う。空気の特性で流体力学ぽく考えると時速160kmくらいに臨界点があって,たとえば雨粒とかスカイダイビングとか空気中の自由落下だと抵抗との釣り合いでソレくらいの速度で平衡するらしい。だから力だけで速度を与える限界がその辺,自由落下じゃなく水平射出なのであとは抵抗で速度減らしていくだけ。150km超の投球って世界は初速与えるだけじゃなく空力に作用して速度減らさない回転を与える創意工夫が必要なんですよ,たぶん。
そんなね,物理的な臨界点っていうのはきっと「神様が決めた境界」なんですよねきっと。そこに挑んで超えちゃったことがある人っていうのはまぁいろいろすり減らす努力を積み重ねてきてるし,なにより真摯でなきゃ届かない。という確信を抱いてる結構ロマンチックなオレ!。
あれ,タイトルとずれちゃって全然真摯でないオレ!。