『暴力装置』発言

政治学な分野では国家の仕組みを定義付けるに重要な語句とのこと。まぁ欧州特に東欧あたりの政治家の出版物に書かれた語句なのであろう。国家は国民の財産と権利を擁護します,ただし暴力を使っての紛争解決は国家が預かり置き独占しますぜ,って近代国家の思想の根っこに位置する概念なのであろう,原語ではどういうのだろうか。
ただ,邦語に「暴力装置」て充てたのはたぶん学生運動華やかなりしアナーキズムムーブメントのなかで警察権力軍隊配備を否定する意図で,きっと野党指摘の「愚弄」の方が適切な解釈なんだろうな,などと考えた。