SF未来と現役労働者層としての実感

そんなに追い詰めたわけでもないけど,SFに書かれる未来のパターンに「人は働かない」て形式がある。まぁ機械だったり人だったり世界をコントロールする中枢があってエネルギーとかカロリーを働かない人にも供給し続けるシステムみたいな。
片や現実にシゴト,実はそうなんじゃないかと思い始めたこと。現代の水準をなんか大雑把(マクロ)に眺めると人口とエネルギーカロリー供給の仕組みに「働ける層全員の労働力」はたぶん不要,みたいな実感。ISO9000みたいな事業システム論の導入だって利益からいくらかを組織に供給するシステムであり,まぁそれは環境関係調査関係研究開発関係のトレーサビリティ(追跡性)の補償を実費で組織に供給することが謳われており。別に勤め人だから個人として良し悪しの判断はしないけども,きっとに「増え続ける働く人たちに賃金を分配するため」の制度である。あ,この書き方に込めている意図は善行。
まーなんかベーシックインカム議論ってあるけど,やっぱ人の特性として「みんなが働く必要が無いなら誰も働かない」て怠け素養決めうちで眺めたほうがいい。「みんなが働かなきゃいけない」て前提を共有してるからまぁいわゆる「優れた」人が選ばれて優れたシゴトをして社会が継続し,シゴトのための「作業」を起こしてすべからく人が働く社会を維持する。選ばれなかった人たちは,「作業」に参加してシゴトする実感とかを次世代に伝えるのが役割ですよ。
いやね,ベーシックインカム論に賛成か否かっていうと「反対」かな。ただ,作業に携わる人員の需要(雇用)は現状より増えるべき。