尾崎豊が嫌いだった

オッサンになって聴くと,なんかすごく純粋な「力」があるように思った。ただバンドサウンド歌詞楽曲の出来,これはもうヨゴレオッサンの手によるものである,という確信は今も揺るがない。
高校近くの喫茶店の落書帳なんかでもかなりヤラれてる人と同調する人がいた。けど,なんか嫌いでシオンのラジオでジャニスとかジミとかに遡ってたオレ17歳。なんで同年代の連中が思春期に,今のオレがオッサン的に想像する思春期ステレオタイプの内容に共感しちゃってたんだろうか,てのが今の謎。シンガー尾崎の表現力はオッサンになって聞いてみてやっと理解できた,ていうかやっぱオッサンによるオッサンの歌だったんじゃねーのという思いも再び。