ストリート系Xとオリンピックの折り合わなさ

フィギアスケートとたとえばBMXフラットランド、どちらも地面は真っ平らである。しかし、片やフィギアはステップワークの美しさとか型の演技のキマリ具合+回転ジャンプの回転数が得点の分かれ目、片やBMXならばあり得ない股がり方かつ足を付かずなによりもオーディエンスを沸かせることが課題。見た目の型が固まってたとかじゃない、何回転したかグラブが掴めたか何メートル浮いたかバッチリ90度にクロスできたか、それがメイク。
あり得ないワザをプレイヤー自身のアイデアでメイクする、誰かが出来たことは次の顔合わせではみんなが出来てフツー、たぶんそんな感じのキビシサがXの世界であって。オリンピック競技の完成度競うスタイルとはなんだか相容れない様相です。と、思いました。
オートバイのビッグエアならまぁ10年前なんてステップから足浮かせりゃ『賞金ゲットだぜ!』だったのに今じゃこんなデカブツセットに挑みかかって訳わかんない立体回転するわけで。

ライダーが小さすぎる、蚤のサーカス化もうじきかな。