映画「世界最速のインディアン」

ドライビングミスデイジー(老後ヒューマン)であり,イージーライダーロードムービー)でありブッシュマン(異カルチャー)であり,マジソン郡の橋(ロマンス:観てないけど)であり,グランブルー(挑戦)でありプロジェクトXであり,フォレストガンプ(アメリカ史)でもあり。まぁいろんな要素が捻じ込んだこと。ま,オートバイ好きだしね、ボンネビルの最高速競技のことも知ってるしあっと言う間に見終わった感でおもしろかった。マシンの走っている場面が疾走感というか滑走感というか躍動感というかすごく印象的,なんだグランブルーの静かに沈んで行く場面も似た印象だった。ただ毎時200マイルの風はそんなヌルくないし,転倒滑走のダメージもそんなもんじゃ済まなかろう,という気はした。
しかし,なんでまた『怪優アンソニーホプキンス』なんだろうか、と。トムハンクスとかロビンウィリアムスとかのケレン味薄口な方が良かったんじゃなかろうか、とか。導入部なんて街の偏屈ジジイがいまにも隣人のボーズを毒牙に掛けそうでハラハラしましたですよ。
wikipedia:バート・マンロー