オバマさんノーベル賞を授かるそうな

化学者,ニトログリセリンをハンドリングする技術(ダイナマイト)の発明で富を得たノーベルさん。片や自分の発明が人類の喜びのためだけでなく苦(戦争とか)に応用されたことに心を痛めていたそうな。財団の創立とノーベル賞の選定にはそんな意思が込められている,ハズ。ちなみに数学賞はない。
アメリカ本土発で世界中に影響している大不況,やっぱり中東とかで戦争を安定継続しているアメリカ,火種を世界的な炎上まで焚付けずかつ絶やさずコントロールてスタンスが世界主導国家アメリカが選択してきた方針。
ちょっと経済バランスで継続の針路が霧中なここのところ,パワーバランスの舵取り具合によっちゃ世界大戦も免れかねない空気感。
ノーベル財団,故人ノーベルさんの意思を汲み取り五寸釘でカタに嵌めてきた,と思う。ゴルバチョフのときもそうだった,ごたごたしたけど全世界巻き込む程にはエスカレートせず済んだ。

火力のコントロールが今でも効いてる,ダイナマイト以上の人類への貢献ですよノーベルさん。

ノルウェーノーベル賞委員会は、国際的な外交と人々の協調を推し進めるため並外れた努力をしていることを理由として、バラク・オバマ大統領に2009年のノーベル平和賞を授与することを決めた。委員会はオバマ氏の核なき世界に向けた構想や取り組みに対し、特別な重要性を見いだした。

 オバマ氏は大統領として、国際政治の場に新たな環境を生み出した。多国間外交を再び中心に据え、国連やその他の国際機関の担う役割を重視した。最も困難な国際紛争ですら、対話と交渉を解決の手段として優先させた。核なき世界の構想は、軍縮と軍備管理交渉を力強く推し進めた。オバマ氏が主導権を握ったことで、米国は世界が直面している深刻な気候変動に対処する上で、より建設的な役割を果たしている。民主主義や人権は強化されるべきものとなった。

 オバマ氏ほど世界の注目を集め、世界の人々により良い将来への希望を与えた人はほとんどいない。オバマ氏の外交は、世界を主導していくには、世界の大多数と共有できる価値観や姿勢に依拠しなければならないとの考えに基づいている。

 オバマ氏が世界をリードするスポークスマンとして行っている国際的政策や姿勢を、ノーベル賞委員会はこの108年間、まさに追求してきた。委員会はオバマ氏の「今こそ地球規模の課題には地球規模で対応し、責任を分かち合うときだ」との訴えを支持する。

では,圧倒的な経済力で世界を席捲しつつ安寧としたドメスティックライフを体感したアメリカのおやっさん,なんか最近,危機を感じてます,みたいな妄想で作った歌です。「嗚呼コーラとアメリカ人」。