フォルクスワーゲンがポルシェを買収?

WW2前のドイツのハナシ。政府が産業振興のために廉価な大衆用乗用車の量産を主導したのですよ。そこで立ったのがバイエルン発動機工業(BMW)ではなく技術者ポルシェ博士。徹底コストダウンを計った車両ビートルを生み出しましたとさ,その名も大衆(フォルクス)車(ワーゲン)。量産体制は創設したフォルクスワーゲン社に委ね,自らはモータリゼーション潮流に乗っかってピュアコンペティション車両の開発を続けた,んで子も続けた,のだろうたぶん。フィレンツェの貴族が道楽で作らせたスポーツカーとか耕運機屋を成功させた親父が道楽で作ってみましたスポーツカーとは違うんじゃねーかプンプン。
鰻屋さんに例えると,先代から継ぎ足しているタレを引き継いだ後継者が大昔にタレと暖簾を分けて独立させた大手フランチャイズチェーンから「そりゃいまどきそんなコダワリうな重なんて売れないって,しょーがないから面倒見てやるぜ」とか言われてる状態に見える。なんだかな。