しらけちまうぜ

なんだか今日は風邪で有給休暇とりました。のへーとテレビのワイドショー眺めてたら,森みつ子先生の放浪記2000回とこればっかり。
http://news.google.co.jp/news/story?pz=1&topic=e&ncl=d9MpGhMusNIxN7MKCNnpS318GiSmM
汗かいて恥かいて青くっさい戯言をできるだけ大声で吹聴するのもロックンロールの役目である。竹中直人さん大竹しのぶさんとか乗っかっちゃってちゃんと役目果たしたし詰め寄った4万人ファンの人達もそうなんだけど,でもなんだろなこのムズムズ感。ほんとにあなたたち「雨上がりの夜空に」でよかったの?。
オレはその頃の曲なら「トランジスタラジオ」の方が好きだし,「上を向いて歩こう」のカバーもいいし。いろんなモンに噛み付いたカバーズの中の歌とか,タイマーズの頃とか,井上陽水と作った「帰れない二人」とか,いい年に気がついて周り見渡したら,今まで攻撃の対象だった連中と同年代になってて,それぞれ一所懸命だって気付いて「世間知らず」だった多摩蘭坂にまた立ち返って「サラリーマン」とか「パパの手」とか。告別式になって中学時代の卒業文集の作文読み上げられるみたいなこっハズカシさを演出されて,まぁエンターテイナーってずっと汗かいて恥かいて行くんですね。と。
あと,特大の位牌が出てきたマントショーはキングオブソウルことジェームスブラウンのステージ演出から拝借したパフォーマンスだ。全力で歌いきって最後はガックリ落ちる,ボクシングのチャンピオンシップみたくマントを掛けられて去る,「いや,まて最後まで歌いきる」みたいな。あ,そーゆー予定調和ですね,あるとおもいます。