高級官僚さん渡り鳥

まぁ官僚システムってのは入り口がキツい割にまっとうに勤め上げる道には綱渡りなんである。100人採用するけど,年数が経つとポジションと人員枠は狭まり10人くらいになっちゃうワケで。入り口がキツいのはポジション枠から漏れても天下りで雇用の継続が暗に約束されているのが所以でもあり。まぁ「天下り断じて許さず」は有能な人材の採用を放棄して,よりダメな日本への道ノリに導かれそうな危惧を感じる。
まぁビジネス分野では,実際の噺,天下り官僚さんを受け入れた民間企業がゴニョゴニョと市場を占有してしまうのですよ。あとはナントカ法人だとかなんだとかとかって名目で国家予算からじゃぶじゃぶ降ってくる金風呂でひとっ風呂浴びたりとか。再就職(天下り)ではなくその構造こそが悪なんである。
本来,勉強熱心で優秀な人材である。その再雇用に制限を設けてはイケないと思う。クダラナイけどお手本はプロ野球協会の引退プロ選手の再就職に関する協定あたりかも。