ゆとり教育関係

まぁ10年近い歳月を経て,学力っていうか学校の試験成績がパックリ2極化してしまう事態を招いたワケだ。次男の持って帰ってきた成績分布チャートに表れている。上のコブの子たちはほぼもれなく塾通い生,まぁウチは違うレアケース。学校の針路指導は下のコブの子たちをどう導く(振り分ける)かが手一杯,15歳までの教育は社会の義務だ。公立校では底を支えるのがまぁ目的的に正しいと納得する。
しかしねぇ,長女の時に実感したのですけれど学校の先生は上のコブの子の指導をなんだか放棄しているようです。フツーに学校行って授業受けて試験の準備したらアタリマエにこなせるくらいの習熟なのに,針路の相談が頓珍漢,志望校提出したあとの保護者面談で受験要綱調べてないくらい。ほんとあれはアタマに来たけれど,前述の事情も呑めないワケでもない。塾生が決めウチなのですねわかりました。
で,長男。まぁ試験成績分布では上のコブに居る。サッカーのクラブチームでの活動もあるのに時間やりくりして無塾で結構頑張ってると思う。日常会話から思うに基盤の能力もある,特に算数方面とか。しかし,なんだ読解がまるでダメ。「ベンはケンとマサオではマサオの方が好きです。」→「Ben likes Masao better than Ken.」→「どっちかっつーとベンってマサオ寄りじゃん?,ケンより」が繋がらない。人に教わることでスケジュールを埋めないと不安らしい。勉強って自分ですることなのに,近道暗記とかで試験をシノいでるんだよね,たぶん。
学校の針路指導はアテにならんので中3になったらなんらか入塾の必要はあると思う,模試でも受けてアウェイの洗礼身にしみさせてから入塾か,とかイメージしてたけど先に入塾試験で洗礼されたようです。
たぶん今後もシノいで受験を過ごす,なんか腹が立つなぁ。「高校とかアホくさいし大検取って大学行くわ」とか言い出されてもそれはそれで大変なんですが。