株価安値更新中!

株式会社の仕組みは資本金の出資者に事業で得た利益を配当すること,本来そう。銀行に預金しておくより浮き上がりが多ければより多くの出資者がそっちを選ぶ。素の結果,株価は予想できる浮き上がり量を預金金利とバランスさせた価値に落ち着く,はず。それが本来。
ところが,「配当は行わない,株価の上昇分が出資者に供与する利益」ってモデルがなんだか通用するようになる。まぁMS社が代表格らしいが。また銀行もその含み資産を担保に金動かすように追従するワケだ。これはもうバブル,事業と利益と配当がバランスしないでただ見た目の価値が上がる。
ストックオプションとかビジネスモデルとかいう法の網目を掻い潜ったカラ手形やマネーロンダリングがまことしやかに新規事業みたいに打ち上げられる,で市場はバカみたいに踊り株価に反映される。コンピュータの進化の物理的な頭打ちとインターネット人口のあっというまの飽和でITバブルはまさしく逆ドッグイヤーな終焉,そうなるとやっぱり不動産なワケだ。

原理原則を考えられないくらいのおバカさんが自分たちで持ち上げた砂のお城が崩れたって嘆いてるよ,かわいいねぇ。ちゃんと土台作ってる人たちもいるんだから,お城はそこにしっかり作ったらいいのにねぇ。土台を作った人たちに迷惑かけることだけはしちゃいけないよねぇ。