マンナンライフ

非常にシンパシーを感じる。食物繊維系ってブームがあって開発した商品なんだろうけど。発想がすんごいオリジナリティである。コンニャクって製造プロセスに結構無理のある食品だったと思う。大昔のヒト,食料無くてこんな食べにくい芋だけどどーにかして食えないかって試行錯誤の結晶にしてフツーのコンニャクが究極形態なんじゃないの。その繊維効能をゼリーに封じ込める。その過程の困難さや推して知るべし。
最初は今みたいなイビツなハート型じゃなくて,別にフツーのミニカップゼリーだったんだ。やっぱり喉に突っかえて窒息事故への対処としていまの形になった。形状とか量産ベースに対応できる工場とか金型とか,スピーディに対応して見せたマンナンライフプロジェクトXのフォーマットにだってラクラク乗っかるぜ,風の中のスバル。
正月の定番ニュース「餅窒息死」死亡件数はコンニャクゼリーの84倍だ。野田議員の優先課題は臼と杵の回収とクールポコの解散だと思うがどうだ。

事故で失われた命があることは残念だけど,問題はコンニャクじゃないと思うんだ。