訃報届く

以前の赴任先で晩飯代わりにほぼ毎晩飲んでた居酒屋,彼女はジョーカーだった。ほどほど酔っ払ってそろそろ帰るかて時間帯にご来店する。「え,アタシが来たから帰るの?」とかそんな感じでロックオン,奢られる。午前3時くらいまでとかザラ。堺マチャアキの歌が好きで「さらば恋人」とか何度も歌わさせられた,一生懸命歌ったけど。
婚姻届を出しに市役所に出向いたとき,なんかの手続きで彼女も市役所に居た。なんかモノスゴイ喜んでくれて慌ててお祝い包んでくれた,嬉しかった。

ヒトは死ぬよな,間違いなくいつか。ただ,アナタの生きた時間のほんのごく一部を一緒に過ごして,会話をして酔っ払って歌った。なんかありがとう。ただ,もうあの界隈で飲み歩いていないんだ,ってことが寂しいです。「さらば恋人」を脳内プレイバックしながら今夜は寝ます。