小5夏休みの工作

オヤジはやっぱり地に付いた家が欲しかったらしい,小1の夏休みに社宅からマンション購入して引越し,んで小5の春先から工務店が家に来るようになる。あーだこーだ家の設計を煮詰めていってたんだな。んで,夏休みには立面図と間取り図が出来ていた。覗いて眺める,図が実体化するとこを想像すると結構おもしろい。母がそれを見ながらどーだこーだ会話とも独り言ともとれるコトバを話しかけてくる。
工作課題は図面の家の模型化に決定した。
土台になる板を用意して間取り図を書き写す,壁はバルサ板で立てるか,2階は断念,出窓は再現したい。やたら母がノリノリだった。便器にこだわって細工しているうちに,母がほとんど作っていたような気がする。豆電球を取り付けて夜の感じも再現しようとした記憶もある。学校での発表会では同級生の平尾くんにやたら評判がよかったらしい。いま思えば母のノリノリぶりは新居への期待の昂ぶりだったのだろう。